【沖縄ラフテー】炊飯器vs鍋!どちらが柔らかい?管理栄養士が検証

ラフテー比較アイキャッチ 沖縄料理

この記事は沖縄出身の管理栄養士がお届けします。

こんにちは、まま栄養士(@mom01008452)です。

沖縄料理教室の講師をしている私が、何度もラフテーを作る中で感じた疑問を様々な角度から検証した結果をご紹介します。

このブログを読んでラフテー作りのヒントになれば嬉しいです。

【検証1】
炊飯器vs鍋対決。どちらが柔らかい?
※20分間下ゆでした豚肉を使用

【検証2】
下ゆで対決!60分vs20分。どちらが柔らかい?
塊肉のまま60分下ゆでした場合切ってから20分下ゆでした場合

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【比較1】炊飯器vs鍋対決

下ゆでを20分間したあと、炊飯器と鍋の異なる2つの調理法で沖縄ラフテーを作ります。完成後の柔らかさを比較しました。

結論:炊飯器で作った方が柔らかい!


【検証内容】

条件:下ゆで時間20分

比較方法:炊飯器と鍋で調理する

判定基準:完成後、箸でほぐれるかで柔らかさを比較

条件:下ゆで時間20分

下ゆで20分直後のラフテー炊飯器VS鍋

↑生の豚ばら肉を茹でる前に切ります。


下ゆで20分直後のラフテー炊飯器VS鍋1

↑茹でる前は578です。茹でた後では380gに減ります。


下ゆで20分直後のラフテー炊飯器VS鍋3

↑たっぷりの水に豚ばら肉を入れて強火で沸騰させます。


下ゆで20分直後のラフテー炊飯器VS鍋10

↑沸騰したら1度茹でこぼし、軽く肉を水で洗い流します。


下ゆで20分直後のラフテー炊飯器VS鍋8

↑再び、たっぷりの水に豚ばら肉を入れ茹でます。(20分)

下ゆで20分直後のラフテー炊飯器VS鍋7

フタはしないで下さい!フタをすることで肉の臭みが飛ばず仕上がりに影響します。

下ゆで20分直後のラフテー炊飯器VS鍋6

↑火が取ったかの確認をします。
チェック項目に満たない場合は、さらに10分ほど加熱しましょう。

チェック
・つまようじでさして透明な汁がでる
・つまようじがスーっと刺さる




下ゆで20分直後のラフテー炊飯器VS鍋9

↑茹で上がったら、ザルに取りだしアクや脂をとるため軽く水洗いします。


下ゆで20分直後のラフテー炊飯器VS鍋11

↑茹でた後では380g。茹でる前と比較して約200g減りました


比較方法:炊飯器の場合

下ゆで20分直後のラフテー炊飯器VS鍋13

↑炊飯器で作ります。
炊飯器で作る場合、こちらの記事を参考にして下さい。




比較方法:鍋の場合

下ゆで20分直後のラフテー炊飯器VS鍋12

↑こちらは鍋で煮込みます。
鍋で作る場合、こちらの記事を参考にして下さい。







判定基準:箸でほぐれるかどうか?

2つの異なる調理器具を使いラフテー作りました。条件は同じです。

それでは早速、完成した画像をご覧下さい。

鍋(右) vs 炊飯器(左)

【条件は同じ】

・同じ調味料

・同じ調理時間

・箸でほぐれるかを比較

下ゆで20分直後のラフテー炊飯器VS鍋19

↑左側にあるのが鍋、右側にあるのが炊飯器で作ったラフテーです。

見た目はどちらも変わりません。


下ゆで20分直後のラフテー炊飯器VS鍋20

↑箸で切れるかを検証しました。

炊飯器で作ったラフテーは、簡単に箸で切れました!


下ゆで20分直後のラフテー炊飯器VS鍋21

で作ったラフテーは、箸で切るには固い状態でした。

箸では切れませんでしたが、実際に食べると固さは気になりません。

子供でも食べれるほどの柔らかい仕上がりです。

【結論】

結論:炊飯器で作った方が柔らかい!

炊飯器と鍋で同じ下ゆでした肉を作った結果、どちらも見た目の違いはありませんでした。

炊飯器の方が鍋で作るより、簡単に箸でほぐれて柔らかい仕上がりになりました。


【比較2】下ゆで対決!60分vs20分

基本的な下ゆでの方法は、豚ばら肉をブロックのまま約60分間ゆっくり加熱します。

今回は、この下ゆで時間を60分→20分に時間を短くしても柔らかく作れるかを検証しました。

【条件】
それぞれの下ゆで方法で茹でた後、1時間炊飯器で調理しました。

【結論】

下ゆでは、60分間した方が柔らかい!

比較方法:塊肉をそのまま60分下ゆでした場合

ゆで豚11

↑豚ばら肉をブロックのまま約60分間ゆっくり加熱します。

【沖縄料理】しっとり軟らかい三枚肉(豚ばら肉)のゆで方とは?たった2つのポイント!


比較方法:切った肉を20分下ゆでした場合

下ゆで1時間鍋

↑下ゆでする前に豚肉を1.5㎝から2㎝幅に切ってから水から20分間茹でます。


同じ条件で調理する:1時間・炊飯器

炊飯器ラフテー2

↑2つの異なる方法で下ゆでした肉を、同じ条件で1時間煮込みました。炊飯器で味付けました。


【結論】

下ゆでは、60分間した方が柔らかい!

どちらも柔らかく仕上がりました。

ただ、60分間下ゆでした後じっくり冷ます方法がより柔らかい食感となりました。


まとめ:柔らかいラフテーを作る方法は下ゆで60分&炊飯器が良い

いかがでしたか?

今回は様々な方法でラフテーを作り、検証しました。

▼検証内容と結果はこちらです。

【検証1】
炊飯器vs鍋対決

→結論:炊飯器が柔らかい

【検証2】
下ゆで対決!60分vs20分

→結論:豚ばら肉を塊のまま60分間下ゆでした方が柔らかい

以上の結果により、沖縄ラフテーを柔らかく作る方法は

下ゆで時間60分+炊飯器

という結論に至りました。

炊飯器調理なので火を使わず簡単に作れます。

外出前に炊飯スイッチを押せば、帰宅後トロットロのラフテーが完成しています!

ぜひラフテー作りのヒントになれば幸いです。

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ありがとうございました

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